木製表彰楯に直接彫刻した時の仕上がりの違いについて
弊社では自社の加工をメインに表彰楯やトロフィーなどを作成しております。今では加工方法も様々な方法でできるようになり印刷加工からガラスを直接彫刻し掘り下げるサンドブラスト、そしてアクリルや木製の商品に直接彫りこめるレーザー加工など商品に合わせ加工する技術を組み合わせながら仕上げております。
そんな中、弊社の商品でも根強い人気の商品、表彰楯に金属プレートなどを張らずに直接彫刻し木の自然な風合いを表現する商品がございますがこの木製盾に直接彫刻した時におこる仕上がりに違いについてご説明させていただきます。
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木製盾の種類は大きく分けて2種類あります。
一般的に木製盾とは材質が木で作られているものをいいます。木を切り出し仕上げをして楯板にしている無垢材と細かく砕いた木を圧縮し固めて作った圧縮材の2種類がございますがやはり木目が美しい切り出した無垢材が価格的に高く圧縮材が安価です。
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無垢材のメリットは木目が美しいこと、そして自然の木を切り出しているので1個1個木目が違いますので暖かみがある事ですが、木目が違う事をご指摘されるお客様も少なからずいらっしゃるので全く同じ仕上がりをご希望されるようでしたら圧縮材の楯をおすすめいたします。もちろん価格を押さえたい場合も圧縮材がおすすめです。
無垢材の仕上がり
弊社の商品「ウォールナット材に直接彫刻する表彰盾・認定証【品番:P29-03】」でご説明させていただきますがこちらの材質は木材の中でも比較的木目が美しく家具などでも人気の材質です。もちろん無垢材なので1枚1枚木目が違うわけです。当然彫刻後の仕上がりも差があり文字がはっきりするものと彫刻してもあまり文字が目立たないものがございます。その違いを木材の特徴として楽しんでいただければとは思いますが、お客様によって感じ方は変わってきます。
圧縮材の仕上がり
圧縮材は細かく砕いた木の粉を圧縮して形をつくりその表面に特殊な木目のフィルムを貼り付けて作成いたします。表面の木目は多少の個体差があるものもございますが基本的に同じものが揃います。そして彫刻後の仕上がりも多少のバラつきはあるものの仕上がりはそろいます。しかし画像を見ていただくとわかりますが無垢材のような暖かさはございませんのでこの違いをどう感じるかになります。弊社では直接彫刻する表彰盾や認定証は圧倒的に無垢材が多く販売しておりますが表面に金属プレートを貼り付けるタイプは圧縮材を多く販売しております。素材も仕上げによって使い分けるとよいかもしれません。