材料の説明 弊社で販売させていただいております商品に使用している材料について簡単な説明を掲載させていただいております。 仕上げについてご理解いただきご注文の際にお役に立てればと思います。

真鍮とは・・・

真鍮プレート300

真鍮(しんちゅう)は金のような美しい輝きを持つ金属です。銅と亜鉛の合金「黄銅」の別名です。英語ではbrass(ブラス)。金管楽器のことを「ブラス」って言うのは真鍮に由来しているんですね。亜鉛の配合率によって色が変化するので同じ真鍮と言ってもモノによって色合いは微妙に違います

表彰楯などのプレート部分に使われる素材でメッキ処理で銀色の表現も可能です。プレートの主な加工方法で真鍮エッチング加工がございます。

また、真鍮製の優勝カップでは「絞り」という技術を使って優勝カップのお椀の部分を整形してゆきます。へら絞り/ヘラ絞りとも表現されへら絞り/ヘラ絞りとは、丸く切った平らな板を作りたい形状の金型と共に回転させ、へらという棒状の道具で板を金型に押し付けて少しずつ変形させて、最終的に立体的な形状を作り出す工法のことです。簡単に言うと、ろくろを横にしたイメージです。

アンチモニーとは

インテリア小物や アクセサリー小物、装飾工芸品などとして様々な用途で活用されている素材。比較的金型が安価で小ロットの生産が可能短時間の生産でできる優れた素材の為、弊社の商品ではメダル、優勝カップ(低価格の商品)トロフィーの人形(一部)、その他金属パーツなどに使われております。近年地金の高等と職人減少で単価が高くなり、作成期間が長くなる傾向にある。

アルミとは・・・

アルミニウムの長所としてあげられる特徴としては、加工しやすい上に比重2.7と軽く(鉄や銅の約1/3)、地金は白銀色と美しく(化学処理することによって自由に着色可能)、他の金属との合金で鋼鉄同様の強度も得られることがあります。 表彰楯に貼り付けるアルミプレートはアルミレジスト加工とういう方法で凹凸を付けて仕上げることが多く、色数により版代が掛かりますので生産枚数が多い場合や単色での仕上げに向きます。
また、アルミプレートの加工方法としてアルマイト加工と言われ印刷のような加工技術もございます。

アクリルとは・・・

光線透過率はガラスを凌ぐ93%(ガラスは92%)重厚な質感からプラスチックの女王と呼ばれています。切断、穴あけ、曲げなど加工の自由度の高い素材で、接着剤による貼り合わせ加工も可能です。また耐衝撃性に優れており、万一破損しても、ガラスのように大きく破片の飛び散ることがありません。
この優れた品質の高いアクリル素材をアクリルトロフィーとして弊社はご提案させていただいております。アクリル製品への加工方法はレーザー彫刻加工がメインです。

光学クリスタルガラス製とは・・・

酸化鉛が24%以上含まれた、非常に透明なガラスです。風合いも普通のガラスより水晶に似ています。本来のクリスタルは天然素材でかなり貴重かつ高価な素材と なっておりますので現在のクリスタルは正式にはクリスタルガラスになります

木の無垢材と圧縮材

木の無垢材は木をそのまま整えつかわれる材料のことで張り合わせたり混ぜたりしていない自然の材料のことを言います。弊社で販売させていただいております桜材の表彰楯・認定証は天然の木目が生きた商品でとてもよい雰囲気に仕上がっております。個々に違う木目も楽しめます。その反面、まったく同じ木目がないためすべて統一した木目をご希望のお客様にはあまりお勧めできません。 圧縮材は別名MDF材といわれます。一度粉々に砕いた木材を圧縮し固めた材料で品質、強度、単価など非常に魅力的な材料です。圧縮して固めた材料の表面には木目が印刷されたフィルムなどが張られ天然材に近付けて商品にしております。そのため、すべて同じデザインで仕上がるのも特徴の一つです。しかし天然無垢材と違ってやはり自然な木目が表現できない為、無垢材と並べると木材として物足りなく感じる方もいるかもしれません。→弊社の木製楯を使った表彰楯や認定証、会員証の販売ページはこちら