弊社ではペナントリボン(紅白リボン)の刺繍加工や印刷加工を承っておりますが費用関係で圧倒的に印刷加工が多いのが現状です。また、刺繍加工は費用が高い為、今までは刺繍加工で注文してたリボンを印刷加工へ変更されるお客様も目立ちます。刺繍加工は仕上がりが立派で高級感はあるのですが小さい文字に弱く決められたスペースに多くの文字数を入れる事が難しいので個人名など記念に残したい文字を満足に入れる事が出来ない場合が多いです。
そこでおすすめなのが印刷加工です。小さい文字も奇麗に印刷出来るのでご希望の文字を入れる事が出来ると思います。個人名の記入は先日の記事「
個人名どれだけ入る?紅白ペナントへの印刷で文字数を検証」でご紹介させていただきました通り90cmサイズに記入する事が多いのですが稀に30cmや50cmサイズに記入を希望されるお客様がいらっしゃいます。そこで今回は小さいサイズのペナント(優勝カップ用)にどれくらいの文字が入れられるのか?また、記入した文字が何ミリくらいのサイズになるのかなどをご説明させていただきます。
個人名を残したいというご要望
ここ数年、ペナントリボンへの印刷技術が進歩し弊社でも加工をさせていただいておりますが年々個人名の記入が多くなってきている様に感じます。当然チーム名だけではなく個人名も一緒に記入する事が出来ればこれ以上の記念は無いですよね。それは優勝旗でも優勝カップ、トロフィーでも同じで残せるのであれば残したいと思うのが普通ですが、優勝カップやトロフィーに付けるペナントは40mm幅と非常に細いので個人名が入るの?と思われている方も少なくありません。
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弊社の紅白リボンの販売ページはこちら優勝カップ用30cmの紅白リボンに個人名を記入してみる
それでは実際に30cmサイズのペナントに文字をレイアウトしてみます。
一般的な内容でデザインさせていただきますので実際の個人名やチームではありませんのでご了承ください。
(1)(2)は30cmサイズの紅白リボンで一番多い文字内容です。(年度、回数、大会名、優勝、チーム名や個人名)
この文字内容で1文字の横幅が約15mm程度です。多少文字の縦横のバランスを調整しておりますのでもう少し文字数は入りそうです。本来30cmサイズはこの位の文字数が妥当かと思いますが、
次に(3)は年度、回数、大会名の他個人名を13名分記入しております。ペナントリボンへ個人名を印刷する場合は横書きにてデザインするのが人数が入る方法ですが、この方法ですとかなり文字のサイズが小さくなるのが分かります。
(3)の個人名の文字サイズは4〜5mm程度ですがほぼこのサイズが限界と思います。このサイズでも文字の画数によっては潰れてしまっている文字も出てきますのでその点はご了承いただきたいところです。
最後に(4)ですが、こちらは個人名を縦書きにしてみました。(3)の横書きに比べ文字のサイズを大きく出来る場合が多いのですが、縦書きの場合、スペースを多く使うため人数が多く入れられません。このデザインで文字サイズは6mm前後です。
トロフィー用50cmサイズはどうなの?
トロフィー用の紅白リボンは長さ50cmにはなりますが太さが30cmと同じ規格になりますので個人名のデザイン出来るサイズは同じと思っていただければと思いますが、長さが長い分上下のスペースは増えますのでレイアウトはしやすいですね。
しかし紅白リボンは取り付ける賞杯にあった長さがおすすめですので高さ30cmの優勝カップに50cmを付けるのは考えなくてはなりませんが今までに付いているリボンが50cmが付いているのであれば同じ50cmで良い場合もございますので状況に応じてお選びいただければと思います。
最後に紅白リボンはハサミで簡単に切断する事ができます。30cmでは短く50cmでは長いというお客様はご希望サイズをご連絡いただき作製してからご希望の長さに切断する方法もおすすめです。
ペナントリボンの切断方法は「
紅白ペナントリボンの長さ調整方法」を参考にしてください。