大切な持ち回りの賞杯(優勝カップ)を長持ちさせる方法

20170830トップ画像 持ち回りの賞杯というとやはり優勝カップが今でも人気で使われている方も多いのではないでしょうか?例えばサッカーや野球の大会でもよく目にしますし、企業内での表彰でも多く見られます。その理由はやはり賞杯としてのインパクトや重量など昔から変わらず本杯に求めるものがその品質にあるからこそだと思います。 その持ち回りの本杯を修理やプレート交換などでお預かりする時があります。 その際に現物を見ると経年劣化で錆びたり、くすんだりしている物がほとんどです。当然使っていれば汚れるし傷も付きますが管理の方法でその劣化を遅らせる事が出来る場合があります。 そこで賞杯(優勝カップ)を長持ちさせる方法をご紹介させていただきます。 [関連ページ]賞杯の定番!格安で作る優勝カップの販売。持ち回りやレプリカなど

輸送や送りの場合は必ず付属のケースに入れる

開催場所が毎回変わる場合や賞杯を管理する担当者が変わる場合、開催場所が毎回遠方の場合は持ち回りの賞杯を送ったり、持ち運んだりすることがあります。どんな物でも送る際の梱包方法で輸送中の衝撃をそのまま受けてしまうのかそれとも防げるのかが変わってきます。弊社もご注文いただいた商品がお客様のお手元に付いた時に壊れている時が稀ですがございますので必ず箱に入れて送る様にしましょう。 その箱はほとんどの商品が新規購入で箱に入ってきます。そして動かない様にするためや衝撃から守る為にパッキンが入っていますのでそのパッキンをしっかり使い梱包するのがよいと思います。 優勝カップは大きく分けて2種類のケースがあります。紙ケース(ボールケース)と木箱です。価格で分けると比較的高価な商品には木箱が付いておりますので衝撃から守る事だけを考えるとやはり木箱がよいですね。 お客様の送り方を見ていて参考になった方法は下記の通りです。
  • 配送専用の箱(頑丈な物)を作る
  • 購入時に入っていた箱を補強する
  • 紙箱から木箱に変更する
  • 配送業者を使わず担当者が直接運ぶ
(1)は配送専用の丈夫な箱を作る事です、サイズや形を考えパッキンを入れた時に無駄の無いようなサイズで作るのがよいです。パソコンを購入した時に付いてくる段ボールも上部な箱が作れるかと思います。 (2)よく見かけるのは購入時についていた箱に布製のガムテープでぐるぐるに巻いて補強する方法です。見た目はよくありませんが簡単にさほど費用も掛からず誰でも出来る補強ですが、補強を繰り返していると箱がどんどん重たくなるのが欠点ですね。 (3)予算は掛かりますが紙箱(ボールケース)から木箱に変更するもしくはサイズのあった木箱を購入する方法です。ぴったりのサイズがない場合は木箱はオーダー出来ますのでご相談ください。 しかしながら丈夫そうな木箱も蝶番部分や箱の角などは衝撃に弱いため木箱だけではなく送る時は更に段ボールに入れる事がおすすめです。木箱は思った以上に費用が高いのが欠点です。 (4)一番確実なのが配送業者を使わず、担当者が直接運ぶ事が良いと思いますが、大きいカップだと結構大変ですね。状況に応じてが良さそうです。

汚れや不要な油分は早目に落とす

持ち回りは色々な人が触りますね。受賞された方や興味本位で触る人、関係者など多くの人が触りますのでその分汚れや油分、手垢などが付きやすくなります。使っている物なので仕方が無い部分もありますが受賞式が終わったときや箱にしまう時に必ずクリーニングしましょう。 クリーニングは基本乾拭きで大丈夫ですが金属の汚れが取れる柔らかい布のようなものがホームセンターなどで販売されておりますのでそのような物を使うのが良いと思います。間違っても強い薬品(汚れとり)などは使う事は避け極力乾拭きで磨き上げるイメージでクリーニングするのがおすすめです。 汚れや油分、手垢などをそのまま放置しているとその部分から黒ずんできたり劣化が始まりますのでご注意ください。

黒ずみの対処法

優勝カップは永年使用していると黒い点のような黒ずみが増えてきます。例えば「優勝カップにお酒を入れて祝杯をあげられるのか?」で説明されている様にお酒を入れて飲む事や雨に濡れてしまったなど、強く吹き上げれば消えてしまうものやこすっても取れない物など様々ですが、強く吹き上げても消えない場合は表面のメッキが劣化している可能性があります。特に銀色に多い症状ですが取れない場合は金属磨き粉などでこすってみるのも方法の一つです。弊社ではピカールやコンパウンドを使います。あまり力を入れず目立たない場所で試しに磨いてみると良いでしょう。 金色のカップでもこの方法は使えますが金色のカップは表面にクリアー塗装がされている物がありますので不明な場合は薬品でこすらず業者に問い合せましょう。弊社では優勝カップのリペアーや修理を承っておりますのでご自分では不安なお客様は一度お問い合わせください。優勝カップやトロフィーの破損修理のページはこちら

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