機械彫刻とは
機械彫刻とは彫刻機のカッター(針)を回転させながら彫刻していく方法でトロフィー全般、プレート全般への彫刻加工としては昔からある基本の彫刻方法です。
基本的にはJIS規格第一水準もしくは第二水準の文字の一部が彫刻可能ですが特殊な文字を作ることも可能で通常の文字より点が多い、または少ないなど特殊な文字も可能です(特殊文字は別途料金)
機械彫刻加工で掘り込みできる素材とは・・・
熱に弱い素材や金属の中でも硬いとされている素材以外に彫刻が可能です。
- アルミプレート(アルマイト加工済み)
- 真鍮製プレート
- アクリル素材
- 純銀製プレート
- 洋白(洋銀)製プレート
- 銅製プレート
機械彫刻加工で掘り込み出来ない素材とは・・・
理由がありできない、もしくはやりたくない苦手な素材。
- エンビ素材(塩化ビニール)
- 鉄(取扱が少ない、使う必要性が無い)
- ステンレス製(硬く彫刻機の刃が耐えられません)
- 表裏とも平では無い形状(固定できない)
- 彫刻面(彫刻部分)の近くに彫刻面より高い部分がある
- お預かり製品
機械彫刻で加工する弊社商品とは
アルミプレートはレーザー彫刻加工が可能ですが標準的な彫刻方法が機械彫刻で指定させていただいている商品
レーザー彫刻機とは
レーザー彫刻機は最近では主流の彫刻機械です。弊社設備に入っている書体での彫刻はもちろん、文字の長体、平体など縦横比を変えて加工することも、イラストレータのデータをそのまま取り込み彫刻することも可能です。また、特殊処理した写真も取り込んで加工することができます、例えば人の顔や機械の全体写真、車なども画像次第では可能です。
レーザー彫刻で掘り込みできる素材とは・・・
- アルミプレート(アルマイト加工済み)
- アクリル素材
- 木(桐箱等)
- タイル
- 革製品
- ガラス製
レーザー彫刻で掘り込みが出来ない素材とは・・・
- 真鍮や鉄、ステンレス(専用の薬品をい使うと彫刻できるものもあり)
- 塩ビ製(ダイオキシンが発生する為)
- 紙(彫刻できる場合もあるが燃えてしまう可能性もあり)
レーザー彫刻加工する弊社商品
サンドブラスト彫刻機とは
サンドブラスト彫刻は細かい砂を彫刻したい個所にコンプレッサーを用いて飛ばし当て掘りこむ彫刻方法です。主に
クリスタルトロフィーに使われる彫刻方法ですが、最近では、天然石素材を使った商品への加工もさせていただいております。サンドブラスト彫刻を施した個所に色を入れることも可能で天然石などは彫刻箇所が見づらくなるので色入れを施します
サンドブラスト彫刻で掘り込みできる素材とは・・・
- ガラス・クリスタル
- アクリル(通常はレーザーで掘り込み)
- 金属類(彫り込みではなく表面処理など)
- 革(通常は施さない)
- その他、木、樹脂類、布・・・できるが弊社ではあまり加工しません。
サンドブラスト彫刻で掘り込みが出来ない素材とは・・・
掘り込み、凹凸をつけるまでは至らないがほとんどの素材に施すことが出来ます。
掘り込み、凹凸がつかなくてもサンドブラストを当てると当てた部分に変化が起こる(艶が消える、艶消しになる)
同じ素材、表面の中でも仕上がりの差をつけることができる
サンドブラスト彫刻加工する弊社商品
2Dレーザー彫刻加工とは
通常、クリスタル素材へはサンドブラスト加工が主流ですが、本体内部に焦点を合わせ本体内部に彫刻する2Dレーザー彫刻加工ではサンドブラスト加工より細かい文字が彫刻が可能ですがトロフィー表面に凹凸ができません。(
2Dレーザー彫刻で加工するクリスタルトロフィーはこちら)
エッチング(腐食)加工とは
凹ませた部分に色を入れます
細かい方法なども綺麗に加工
表彰楯や認定証、会員証を作成する際、木製盾の表面に張り付けるプレートの加工方法で最も高級な仕上げになります。表面に凹凸を付け凹部分に色入れをしデザインを表現いたします。凹凸で表現するため高級感がございますが作成する際の制限や注意点などがございます。詳しくは・・・
表彰楯、認定証などに使われる真鍮エッチングプレート特徴の説明をご参照ください。
エッチング加工で使う材料とは?
弊社で販売させていただいておりますプレートの中ででは主に真鍮製とステンレス製があります。仕上げの内容やお使いになる場所などによって素材を使い分けますが金色の仕上げは真鍮素材をつかいます。 最近ではあまりご注文が少なくなりましたが銅色の地面の仕上げも存在します。プレートの色で1位、2位、3位などのランク付けをする場合や受賞内容の差別化に使います。銅素材を使い銅色を表現するか表面のメッキを変えて銅色で仕上げます。
レジスト加工とは
文字やロゴマークを凹凸で表現し密着性にすぐれ一部の色(白・グレー系)を除き着色も自由にできます。(但し特色・指定色は不可)金属名盤の中では一番安価です。少量のご注文にも対応出来ますが、色数が多くなると価格が上がる場合がございます。ご注文数が多い場合には価格が下がる場合もございます。(デザイン内容による)
ダイレクトプリント加工とは
素材に対し直接印刷する「ダイレクトプリント方式」のため、質感を損なわず金属やガラス特有の高級感や重厚感を保てます。そして本来必要である「色数分の版代」や「色分解」にかかる費用が不要な為、少ない数量からの制作及び個人名や社名などの差換えも可能になりました。商品や加工方法などによっては作成時に毎回固定費用が発生する場合もございます。 最大の特徴は「白」が使えることです。上写真のように金属板に印刷した際に色だけで印刷をかけると下地の金属の色を拾ってしまいますが画像右側のように白を引くことで中央のようにプレートに色に負けることなくお好みの色を表現できます。
白の使い方で仕上がりが全く変わってきます。