表彰文・認定証文、句読点はどうする?

表彰文・認定証文、句読点はどうする? 今回も前回、前々回に引き続き表彰文や認定証文についてのお話です。 「表彰楯や感謝状の文章、どうすれば見栄えが良くなる??」の記事中の”通常の文章をは違い句読点を入れないのが常識・マナー”でご紹介させていただきましたとおり句読点「。」や「、」を入れるのは学が無い人向けというお話をさせていただきましたが現在では句読点を入れないのが「一般的」になっております。これは逆に言うと決まりがないという表現も当てはまります。そこで今回は実際の表彰文で句読点を入れた場合と入れない場合でのデザインを見てみたいと思います。

表彰文に句読点を入れた場合のレイアウトデザイン

句読点あり表彰文 こちらは一般的な文章を書くときに用いる句読点で主文を書いた表彰文です。丸で囲んだ部分ですが句読点のスペースが少し間が抜けた感じになり句読点を入れるならばこの余分なスペースを取り除きたいところです。現在の一般的な表彰文ではどうしても句読点を入れなければならない文章の場合は句読点を抜いてスペースで代用する場合が多いです。それでは句読点を入れない文章を見てみましょう

表彰文に句読点を入れない場合のレイアウトデザイン

句読点なし表彰文 上図を見ていただくとわかるとおり全体的に締まった文章になるのがわかります。文章の区切りは改行で対応し全体的にスペースの無いまとまった雰囲気でデザインできますのでやはり句読点を入れない主文がよいかもしれません。主文をデザインする際は縦書きでしたら上下、横書きでしたら左右をそろえると見た目がすっきりとしてまとまります。文章の構成で1行あたりの文字数が同じにならない場合はスペースで調整しそれでも調整できない場合は長体・平体で調整するのもよいかもしれません。あまり極端に調整しないことがデザイン性の高い表彰楯や認定証を作るコツかもしれません。

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