トロフィーの素材・材料についてトロフィー専門店が解説します

トロフィーの素材選びは、使用される素材によってその印象や価値が大きく変わります。そのデザインや用途に大きな影響を与える重要な要素です。それぞれの素材には独自の特徴があり、トロフィーの用途や贈られる場面に応じて最適な選択をすることが大切ですのでこのページで解説いたします。

トロフィー素材・材料の種類と特徴

プラスチック樹脂

プラスチック樹脂パーツは、トロフィーに多く使用される素材の一つです。主な特徴は軽量でありながら耐久性が高いことです。このため、複雑なデザインや繊細なディテールを表現しやすく、コストも抑えられます。また、カラーバリエーションが豊富で、ゴールドやシルバーなどメタリックな見た目も実現可能です。さらに、錆びや腐食の心配がなく、長期間にわたって美しい状態を保てる点も魅力です。これにより、手軽に高級感を演出できることが利点です。

プラスティック樹脂のトロフィー

費用感
★☆☆☆☆低価格帯に多い素材
重量
★★☆☆☆軽い素材です
おしゃれ度
★★★★☆光沢のあるメッキが施され華やかな雰囲気
高級感
★★★☆☆光沢があり高級感はあるが金属には及ばない

亜鉛ダイキャスト製

亜鉛ダイキャスト製パーツは、トロフィーにおいて高い耐久性と美しい仕上がりを実現するために使われます。弊社の商品では主に、「優勝カップ」「メダル」「トロフィーの人形」に多く使われております。

この素材は、金属でありながら比較的軽量で、複雑な形状の製作が可能なため、細部まで精巧にデザインされたトロフィーに最適です。また、耐食性に優れており、長期間の使用でも錆びにくい点が大きな利点です。さらに、亜鉛ダイキャストはメッキや塗装がしやすく、ゴールドやシルバーの美しい光沢を持つ仕上げを施すことができるため、豪華な印象を与えます。

亜鉛ダイキャストを使った人形

費用感
★★★☆☆大量生産品は比較的安価
重量
★★★★☆比重高い素材です
おしゃれ度
★★★★★素材の表面は高級なメッキ加工でコーティングされおしゃれ
高級感
★★★★☆金属製ならではの光沢とホーニングによる艶消し加工のコントラストが良い

アンチモニー製

アンチモニーとは鉛に、アンチモン、錫を混ぜた合金をアンチモニーと呼びます。このアンチモニーは高温で溶かし型に流し込む鋳造で成形されます。

大きさにもよりますが1個づつ型に流し込んで作る為、大量生産ができず小ロット生産向けの製造方法となります。弊社商品では「優勝カップ」「メダル」「ブロンズトロフィー」などに多く使われております。

アンチモニーを使ったトロフィー

費用感
★★★☆☆小ロット生産でも値段が抑えることができる
重量
★★★★☆比重高い素材です
おしゃれ度
★★★★★メッキ加工で艶部分と艶消し部分のコントラストがおしゃれ
高級感
★★★★☆見た目の美しさと持った時の十雨量感が印象良い

天然石・人工石製

天然石や人工石の特徴はコストを抑えながら重量と高級感を出しますのでトロフィーの土台に使われることが多い。同じ石の種類でも削り出す場所によって色や石目が異なり独特の雰囲気がでて高級感が生まれます。

商品の中では全体を天然石で作られている表彰楯もあり同じ商品をリピート注文されるお客様も目立ちます。

大理石を使った表彰楯

費用感
★★★☆☆天然、人工ともに費用抑えることができる素材
重量
★★★★★とても重たい素材です
おしゃれ度
★★★★☆個々に石の模様が異なり同じものがない貴重性
高級感
★★★★☆独特な雰囲気が高級感を出している素材

真鍮製

真鍮素材は主に「優勝カップ」「メダル」「装飾パーツ」に使われていることが多く仕上げの方法により様々な雰囲気を演出してくれる高級感ある素材です。

特に「優勝カップ」は絞りという技術で材料を回転させながらお椀の形状を作る伝統的な技術を用いて生産されます。薄い材料で曲げの加工をしますので完成後の重量が比較的軽い印象です。

真鍮素材を使ったメダル

費用感
★★★★★プレス製、鋳物性ともに品質良いが費用は高い
重量
★★★★☆比重は重いがトロフィーのタイプによって薄い材料を使用する為軽く感じる時あり
おしゃれ度
★★★★★流れるような湾曲、滑らかな表面の質感、つなぎめも少ない
高級感
★★★★★金やニッケルメッキで綺麗にコーティング。高級感あり

アルミ製

アルミ製は鋳造や削り出しで生産されます。鋳造は複雑なデザインや立体感のあり装飾が可能で独自性を持たせることができます。また、削り出しで作られたトロフィーは耐久性が高く細部まで精巧なデザインが可能で、シャープでモダンな印象を与えます

アルミ製削り出しのトロフィー

費用感
★★★★☆鋳物や削り出し共に若干高め、大量生産の必要は少ない
重量
★★★☆☆塊で作成すると重量感あるがガラ(内側空洞)で作成すると軽く感じる場合あり
おしゃれ度
★★★★☆アンティークなデザインや無機質な雰囲気がある
高級感
★★★☆☆独特なアルミ素材の雰囲気で人気あり

アクリル製

アクリルはクリスタルよりも割れにくく、耐久性が高いです。落としても割れるリスクが少なく、長期間にわたり安心して使用できます。また、クリスタル製と間違うくらいの透明感が魅力でレーザー彫刻加工でコストを抑えながら自由度の高い彫刻が絵切るのも魅力です。

綺麗なアクリル製の表彰楯

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費用感
★★★★☆溶かして整形は費用高い。既成定尺から切り出すアイテムは低価格
重量
★★☆☆☆軽い素材ですが塊になると重さ出る
おしゃれ度
★★★★★クリスタルに匹敵する透明感
高級感
★★★★☆見た目はとても良い。

ガラス製

一般的なガラスは、主にシリカ(ケイ砂)、ソーダ灰、石灰を混ぜて作られています。非常に広く使用される素材で、透明度が高く扱いやすいですが、クリスタルに比べて重さや光の屈折率が低いですが一般のお客様から見ると品質的にはほとんど変わりはありません。

ガラス製の表彰楯・認定証

費用感
★★★☆☆低価格でも満足できる人気素材
重量
★★★★☆持った時の印象は良い
おしゃれ度
★★★★☆クリスタルと比べると若干緑かかっている商品がある
高級感
★★★★☆費用に対しての高級感はあります

クリスタル製

クリスタルは鉛を含むガラスで、通常24%程度の酸化鉛を含んでいます。鉛を含むことで密度が増し、透明度や屈折率が向上します。このため、光を通すと美しい輝きや屈折効果が生まれます。

クリスタル製のトロフィー

[関連ページ]最高の輝きクリスタルトロフィーの販売。格安・綺麗・おしゃれ

費用感
★★★★★素材と加工方法共に費用が必要です。大量のご注文の場合メリットが出る時も
重量
★★★★★満足できます。
おしゃれ度
★★★★★無色透明がおしゃれ度アップ
高級感
★★★★★トロフィーの王様だけある高級感あり

様々な素材の組みわせでトロフィーができております。

トロフィーSHOPで販売させていただいておりますトロフィーの素材の構成、組み合わせをご紹介させていただきます。

人形選択可能。専用デザインスタンダードトロフィーTR-3350

すべて樹脂製のトロフィー

比較的安価なトロフィーでしかも高さ(大きさ)が必要とされるスタンダードトロフィーはほとんどのパーツが樹脂製パーツで構成されております。大きさを求める部分もあるのですべて樹脂製もしくは人形以外が樹脂製のトロフィーがほとんどです。一昔前は金属製のパーツで構成されたタイプや土台が木製の高級感を求めたタイプもありましたが今ではあまり見なくなりました。

スタンダードトロフィーTR-3350

ガラスパーツが輝くスタンダードトロフィーTR-3325

樹脂台とガラスパーツの組み合わせ

樹脂製のクリアパーツではなくあえてガラスパーツを使用することで見た目の美しさと自重を重たくすることができます。ガラスパーツを使用することでスポーツ大会用では無く会社でも使える表彰用トロフィーとして存在感があるデザインになります。

スタンダードトロフィーTR-3325

素材に高級感あり スタンダードトロフィーTR-3358

樹脂台と天然石パーツの組み合わせ

天然石パーツを使用することで重厚感が増したデザインになります。天然石は色や石模様が個々に異なる為、大人への表彰に向いております。社内表彰やピアノコンクール、学生では弁論大会などで活躍しているトロフィーです。

スタンダードトロフィーTR-3358

星が魅力のオシャレデザイン スタンダードトロフィーTR-3302

樹脂台とアンチモニー製パーツの組み合わせ

アンチモニー製パーツを使用することで金属独特の質感が表現でき高級感を表現できます。樹脂製の発色とは一味違った色味をお楽しみください。

スタンダードトロフィーTR-3302

金属と大理石の重量ある組合せトロフィーH89-01

天然石、アンチモニー、アクリルの組み合わせ

素材の特徴をうまく表現しており1つのデザインを形成しているトロフィーです。天然石で独創的なデザインを演出、アンチモニーで金属の高級感、アクリルで美しさと加工の手軽さを実現している人気トロフィーです。

アクリルと金属のコラボレーショントロフィーH89-01

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